■図書スタッフの推し本・発掘本
○ぼくはアフリカにすむキリンといいます
岩佐めぐみ/高畠純(偕成社)
退屈だから友達をつくろうと、初めての手紙を書いたキリンくん。受け取ったのはペンギンくん。お互いに自分の事を分かってもらおうと一生懸命に手紙を書く姿が可愛い。書く楽しさが伝わってくるお話。(あ)
○浜村渚の計算ノート
青柳碧人(講談社)
理科系科目が公教育から排除された世界に抗議する数学者によるテロ事件vs天才数学少女の奇想天外ミステリー。数学アレルギーの方にこそオススメしたいこのシリーズ。個人的に小中学生の頃に出会いたかったです。(さ)
○もりのふゆじたく
たるいしまこ(福音館書店)
あきのもりには、きのみがたくさん。どうぶつたちが、ふゆの間の食べ物集めをしていると…。どうぶつたちのお互いを思いやるこころが、やさしいタッチの絵で描かれていて、ほっこり癒やされます。(ち)
○墨のゆらめき
三浦しをん(新潮社)
書を生業とする男とその書に魅せられた主人公。時折見せる過去の闇と、選んだ「家族」。二人に平穏な未来があることを願いながら、心静かに読んでほしい一冊です。(ま)
■新着図書入りました
※ここに掲載している以外にも届いています。
・死の森の犬たち アンソニー・マゴーワン(岩波書店)
・定年就活 働きものがゆく 堀川アサコ(KADOKAWA)
・告白撃 住野よる(KADOKAWA)
・レーエンデ国物語 夜明け前 多﨑礼(講談社)
・絶望鬼ごっこ さらば地獄鬼ごっこ 針とら(集英社)
・小福ときどき災難 群ようこ(集英社)
・グリフィスの傷 千早茜(集英社)
・難問の多い料理店 結城真一郎(集英社)
・サンショウウオの四十九日 朝比奈秋(新潮社)
・歪んだ幸せを求める人たち 宮口幸治(新潮社)
・オパールの炎 桐野夏生(中央公論新社)
・令和元年の人生ゲーム 麻布競馬場(文藝春秋)
・海岸通り 坂崎かおる(文藝春秋)
・転の声 尾崎世界観(文藝春秋)
・笑うマトリョーシカ 早見和真(文藝春秋)
・討ち入りたくない内蔵助 白蔵盈太(文芸社)
・いなくなくならなくならないで 向坂くじら(河出書房新社)
・ぼくは いったい なんやねん 岡田よしたか(佼成出版社)
・かすうどん男 畑博貴(幻冬舎)
・ヒポクラテスの悲嘆 中山七里(祥伝社)
・古本食堂新装開店 原田ひ香(角川春樹事務所)
・いつか月夜 寺地はるな(角川春樹事務所)
・捨てられた僕と母猫と奇跡 船ヶ山哲(プレジデント社)
■図書スタッフのつぶやき
SNSで一瞬のうちに繋がってしまう時代になっても、ずっと近況を手紙で伝え合う友がいます。文具店で季節の便箋・封筒を選び、郵便局で切手を購入し、赤いポストに投函します。堅苦しい挨拶文は抜き、下書きはせず思いつくまま書き連ねます。月日が流れても変わらない友の筆跡が何だか嬉しい。
四姉妹・長女
■蔵書検索・利用案内
・蔵書検索【HP】http://www.lib-eye.net/town.miyake.lib/
・みぃも電子図書館【HP】https://web.d-library.jp/miimo_lib/
問合せ:政策推進課(MiiMo)
【電話】0745-44-3082
<この記事についてアンケートにご協力ください。>